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医療 針脱毛

針治療をしている

医療針脱毛とは

針脱毛とは、昔からある原始的な脱毛法で(日本ではおそらく50年ほど前から行われていると言われています)、当院でも開院当初の約30年前から行っていました。

毛を3㎜~5㎜程度伸ばしておき、毛を目印にして毛根に沿わせて針を入れ、電気熱で毛根の周囲に瘢痕組織(はんこんそしき)といって小さなやけどの状態を作り、毛1本毎に再毛組織を破壊して、再生させなくする方法です。

針治療のイラスト

当院では「小林式絶縁針」という方法を採用しています。
右の図のように、黄土色の部分は「鉛」でコーティングされていて、電気が通らないようになっています。針先の部分のみに電気が通るようになっています。
図のように針の色のついた部分は皮膚がやけどしないよう<絶縁部>といって鉛でコーティングされています。皮膚表面には電気が流れないため皮膚は正常に保たれ、毛根周囲のみに電気が流れるので安全に毛を処理することができます。

医療レーザー脱毛との針脱毛の違い

医師の写真

毛根のメラニンに反応させて脱毛するレーザ―とは異なり、1本1本毎に確実に毛根に電気熱を与えていくので、脱毛の確実性はほぼ100%と言われています。

乳頭周囲の再毛組織を破壊する行為なので、針脱毛ももちろん医療行為で医療機関でしか行えない方法です。

女性の画像

レーザー脱毛と同様、針脱毛も毛周期(成長期)に合わせて行います。
医療針脱毛は、毛根に沿わせて針を入れる高度な技術が必要です。この技術さえあれば、うすーいうぶ毛、金髪、白髪など、メラニンが少なく、レーザーでは反応しきれない毛質から太い毛まで、医療針脱毛は、ほぼどんな毛でも「永久脱毛」することができる脱毛法なのです。

レーザーが効かない毛だけでなく、近年問題になっている「硬毛化」した毛もなくすことができます。「硬毛化」とは、レーザー脱毛することで逆に太く、濃くなってしまう現象で、うなじや肩など、うぶ毛レベルの毛が密集している部位では、高い確率で生じます。毛の1本1本を電気処置していく医療針脱毛は、この「硬毛化」にも対応できる唯一の脱毛法なのです。

医療針脱毛には高度な技術が必要。30年に渡り熟練の技術を継承しています。

針治療をしている女性

このように「医療針脱毛」はとても優れた脱毛法ですが、毛根に沿わせて適切に針を入れる技術がなければ、針を刺してもただ痛いだけで減毛することはできません。逆に皮膚を傷めてしまいます。
針脱毛を行う医療機関は今では限られています。施術者にはとても高度な技術力が求められるからです。

医療レーザー脱毛は約20年前に日本にも導入され、その後主流となりました。
効率的な医療レーザー脱毛を行うクリニックが増え、針脱毛を行うクリニックは一気に激減しました。

スタッフとの打ち合わせ

当院は、約30年前の開院当初から針脱毛を行っている、医療針脱毛の“老舗”です。
針脱毛歴10年以上のベテランの看護師が複数名揃っている医療機関は、全国でも珍しい存在です。

レーザーが効かない毛だけでなく、近年問題になっている「硬毛化」した毛もなくすことができます。「硬毛化」とは、レーザー脱毛することで逆に太く、濃くなってしまう現象で、うなじや肩など、うぶ毛レベルの毛が密集している部位では、高い確率で生じます。
毛の1本1本を電気処置していく医療針脱毛は、この「硬毛化」にも対応できる唯一の脱毛法なのです。

針治療

当院では永久的な脱毛の仕上がりにするためには、針脱毛とレーザー脱毛との併用が必要だと考えます。よりグレードの高い仕上がり、患者様の幅広い要求にお応えできるよう、針脱毛の高い技術を残し、開院当初から技術を継承してきました。

技術面・安全面・アフターフォローともに安心して脱毛を受けていただけます。

医療針脱毛だからできる、こんな脱毛をご存知ですか?

医療脱毛の主流はレーザ―脱毛ですが、近年では下記のような内容で針脱毛を希望されて当院へ来院される患者様が増えています。

  • 1

    レーザーでは難しい薄いうぶ毛、数本程度の残毛

  • 2

    色素の濃い部位(ホクロ・アザ・母斑・Vラインの黒ずみ、などにある毛)

  • 3

    レーザー照射が出来ない部位(乳輪・眉下・目の下・耳毛)

  • 4

    白髪(毛根が黒くない部位)

  • 5

    硬毛化(レーザー照射の刺激で濃くなった毛)

  • 6

    眉毛などデザインを要する仕上げ

  • 7

    毛量調整(毛の間引きや、ぼかし)

座っている女性

医師とのカウンセリング

1番のように、残毛や毛の本数が少ない方はレーザー脱毛よりお得になる場合があります。
当院では、針脱毛の原理から、メリット・デメリットまでカウンセリングで詳しく説明し、おおよその費用をお見積もりしています。その際、勧誘やおしつけは一切ありません。

安心して通っていただける明瞭な料金体制ですので、
お気軽にご相談ください。

当院の医療針脱毛。簡単にポイントを紹介

  • 1

    まずは針脱毛を希望される部位を確認、診察します。

  • 2

    どの程度までの毛質をなくしたいのか、などの仕上がりグレードを決めます。

  • 3

    見積もりを出します。
    カオ…1カ月に1回、体毛…2カ月に1回のペース。
    4~5回の通院目安で初回~5回目までの処理時間

  • 4

    初回に必要な準備
    ご自分専用の針を購入していただきます。

医療機器

  • 5

    針は針脱毛技術者である看護師が管理し、毎回、ガス滅菌を行い衛生面も安心です。
    専用針ケースにカルテ番号、名前を記入して厳重に保管しています。
    針脱毛の終了後、5年間は針を当院で保管しています。後日に違う部位を追加したい時や、数年後に万が一1~2本生えてきたという時にも使用できますのでとても便利です。

ガス減菌機器

▲針は使用後に毎回ガス滅菌を行うなど、衛生面も徹底しています

針脱毛の痛みについても、きちんと説明しています。

スポットライト入り治療中

針脱毛は、針を入れて電気を流す時にちくっとした痛みがあります。針を毛穴に入れる時も多少の痛みはありますが、麻酔クリームを浸透させて皮膚表面の感覚を鈍らせるため、ほとんど感覚のない状態で施術をします。

痛みはゼロではありませんが、毛抜きをする時の延長のようと言われる方が多いです。

麻酔クリームも徹底管理しています。

針治療中

使用する量、時間を守り、ひと手間かけることで麻酔が最大に効いている時に施術をします。
数分程度の施術の場合、中には麻酔クリームなしで施術される方もいます。
麻酔クリームは看護師が丁寧に塗布します。

  • 1

    針施術部に麻酔クリームを決められたグラム数(量)塗布します。

  • 2

    ラップをしてテープで固定。

  • 3

    電気毛布または湯たんぽで温めて60分。

  • 4

    皮膚の色がうっすらとピンク色になり、触ってもあまり感覚がない状態になったら針脱毛の施術をスタートします。